エースコーポレーション F-14 1/144 ウォードッグ
公開日:
:
最終更新日:2024/01/18
製作記
F-14のウォードッグ仕様を作ってみた。
キットは以前作成したエースコーポレーションのF-14A。
デカールはきっと付属のものと「エーワン 自分で作るデカールシール」での自作。
機首の黒い所は塗装ではなく自作デカールでの表現。
マスキングより滑らかに表現できるし、何より面倒だし。
ノーズコーンは微妙に色分けしている。本編やっていた時代は色の違いに気づかなかったが、
改めてゲームのスクリーンショットを見ると確かに色が違っていたのでそれを表現した。
違いに気づいたのはハセガワの完成写真を見てから。でもこれほどまで色に差はないと思う。
ウォードッグデカールも自作。
尾翼の根元のところに「NZ」という文字が黄色で書かれていなければならないのだが、
透明デカールの黄色は発色があまりよくなく、黒い尾翼に貼り付けても全く見えなくなってしまい、断念した。
広い可変翼を広げた姿が格好いい。
前回同様可変翼は完全に閉じ切らない。
ドイツレベルのF-14Dはそうでもないらしいので今度作ってみたい。
武装は空対空ミサイル4発。自分の中ではF-14=フェニックスミサイルなんだが、
本編ではフェニックスに相当するQAAMを装備できないのでその表現。
「自分で作るデカールシール」はなかなかなもの。キャラモデルを作る人の御用達にできるのでは。
ほかの自作デカールのように印刷後ラッカークリアを上塗りする必要もないのでかなり手軽。
ただ以下のような欠点がある。
・段差が高い
クリアを塗っても段差が消えない。研ぎ出しをしてないので試していないが、
たぶん研ぎ出ししても段差消えないんじゃないだろうか。
・転写式なので凹凸の激しい部位に向かない
水転写式ではないので台紙ごと貼り付けたい部位に押さえつけて転写するタイプなので、
平面以外の部位に張り付けるのは骨が折れそうだ。
・明るい色の発色がよくない。
もともと家庭用のインクジェットプリンタの性質として白い紙に印刷するのが前提で、
白色はその部分を印刷しないという形で表現するわけだが、明るい色の発色はその白い紙が調整するというわけであり、
透明のデカールはその発色を調整できないので当然発色も悪くなる。
いずれにしろ白い場所や明るい色は裏側を白く塗る必要があるのだが、その場合段差が高くなるとかいろいろ問題がある。
でも手軽さは何よりでいい。腕が良ければ水転写式のほうがいいだろうが、
自信がなければこの「自分で作るデカールシール」で決まりだろう。
5/23 修正
自作デカールをガイアノーツ製の「おうちDEデカール」と書いていたが、正しくはエーワンの「自分で作るデカールシール」が正解でした。
申し訳ありません。
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