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エクシーズ×リンクフェスティバルレポ

公開日: : 最終更新日:2024/12/02 分類してもしょうがないもん

報酬を全部集めたわけではないが、とりあえずミッション分は完走。
結果は現時点で18勝2敗(+事故を起こして即サレした2敗)。
ミッションは大体後から追加されるので、そのタイミングでもう少しやろうと思います。

使用デッキ

罪宝スネークアイ関連がカテゴリ単位で禁止なのでエクシーズカップの時に使用した純炎王で戦おうと思ったが、鉄獣が一通り使えるのでこちらをパートナーに選んだ。炎王側も神獣の方のキリンが一枚しかないと規制も結構厳しいといえば厳しいが、逆に言うと炎王関係で規制がかかっているのはそれだけなので構築の自由度は高い部類。

20+2戦程度の試行回数であり、そこそこのシェアがあった先攻アライズハートや羽根箒で即死するなど課題は多いものの、自分なんかでも9割の勝率を達成しているので勝ちやすいデッキではある。

後のニビルの欄でも後述するが、全体除去に耐性があるデッキがかなり少ない関係で聖域エタニティの刺さりがかなり良く、三戦の才からそのエタニティを奪われた後のアーゼウスにさえ注意・フォロー出来ればパリンパリンまで持っていけることも多い。

自分自身、炎王は結構好きなカテゴリで、OCG、MD共に通常のレギュレーションでスネークアイ部分が大幅に弱体化して以降、鉄獣との混合構築を試行していたのだが、そのテスト場としてなかなか楽しめたイベントだった。

炎王側から鉄獣にはアクセスする方法があり、それがこのアストログラフマジシャン…もとい、聖炎王ガルドニクス。

この②の効果でキット→ナーベル→ケラスorフラクトールにアクセスでき、最低リンク2が出せる状態で鉄獣にアクセス可能。そこから通常召喚した鉄獣又は特殊召喚したケラス→ベアブルム→鉄獣+ベアブルム=ルガルで鉄獣の抗戦にアクセス出来る。

その抗戦で相手ターン中にシュライグなどを出す事で相手ターン中の択を増やすことが出来る点は鉄獣と組み合わせる事の意義の一つと言える。

今回デッキに入れたカードの中で強いと感じたのはコイツだった。元々エクシーズ系のデッキ全般がニビル受けが良くない中でそれをフォローできるアポロウーサが禁止(この記事を書くころまで気付いていなかったが…)なのでまず効果が通らない事は非常に少なかった。

ニビルが無くても聖域の効果で相手ターンに出すガルドニクスエタニティの放つ全体除去に対処できるデッキがかなり少なく、書くまでもないことではあるが初手の、しかも素引きに任せるしかないニビルよりも安定した勝ち筋を用意できるのはこちらであった。

その他の採用カードについて

孤島共々初動カードであり、ポニクスからアクセス可能なカード。孤島がフィールド魔法なので2枚ダブつくと事故になるという点で基本1枚採用される事が多いカードではあるが、相手の万能除去や羽箒を止められるカードがなく、これを受けてからターンが回ってきてもジリ貧になる事が多かった。そのため、効果で手札に確保したポニクス単独から墓地に落ちたガルドニクスの効果をキックするための予備としてそれぞれを2枚採用とした。孤島の方は3枚採用でもいいとは思うが、初手で2枚ダブった時のリスクの方が大きく、各2枚採用とかでいいと思う。

実際事故ることはあったものの、それ以上に相手のアーゼウスを筆頭とする除去を受けたあとに巻き返す時に役立ち、複数採用に助けられたことの方が多かった。

寺田心変わりくん!主な仕事は相手のアーゼウスかシャングリラをこれで奪ってその上にこちらのアーゼウスを重ねること。クシャトリラには全体除去が有効なこともあって運が良ければこのカード一枚で捲ることができる。イベント前のフリーマッチ練習ではその動きが役に立ったが、実際のイベント時には一度も引けなかった。一回ぐらい引けても良かったじゃない。

その事前練習時とエクシーズカップの時はアライズハートを入れてこのカードで奪ったフェンリルかシャングリラの上にそのアライズハートを重ね、さらにその上にアーゼウスを重ねるという役割で入れていた。相手の各種クシャトリラに除外されたガルドニクスを墓地に戻すといった役割も持てるのでエクシーズカップの時は一度だけ役に立った。ただ、そのたった一度役に立った場面も相手の舐めプに付け込んで逆転勝ちしたに過ぎない事、今回のイベントではクシャトリラが一強とまで言わずとも大体コレに当たるというほどにはマッチングしない事が予想されたので無しにした。実際今回のイベントでアライズハートを入れなかったことを後悔したことは一度もなかった。

要らないと思ったカード

ジーランティス

咎姫が禁止+聖域エタニティに重きを置いて立ち回ったのでまずリンク4までたどり着けない事が多く一度も出せなかった。

相手のアポロウーサを心変わりで奪って返さない為・相手ターンに出したシュライグの効果を自分のターンで再起動するためと考えて採用したが、前者はそもそも禁止だし、※後者についても正規のリンク召喚ではなく抗戦で出す事が多く、その場合はジーランティスの効果で特殊召喚出来ないのでそもそも役割が完全になかったことにも気づいた。

※鉄獣の抗戦で特殊召喚されるリンクモンスターはリンク召喚で特殊召喚されるのでジーランティスの効果で特殊召喚可。エアプすんません。リンク4が2体並ぶことも、並べる意味もなかったのでどちらにせよ仕事がなかったのは事実ですが。

ハマヌーン

リンク値を増やしつつ相手の罠避けを目的に投入したが、ガルドニクスや孤島による手札・デッキ破壊が多く、特殊召喚する機会が無かった。これよりはキリンの役割を一部だけ代替できるガネーシャかサーチ札であるバロンの枚数を増やした方が良いと感じた。

対戦相手の所感

クシャトリラ

度々触れている嫌いなデッキTire1。一番マッチングが多く、ひたすら不愉快だった。ただ、聖域エタニティの刺さりが非常によく、先攻を取れたら羽根箒さえ引かれていなければまず負けない相手だった。後攻の場合はアライズハートの全体除外が重く刺さるので勝つ確率はぐんと下がる筈だが、運よくその全てのデュエルでニビルを引いたので全勝している。

三戦の才をフォローするために相手ターンに聖域で出したエタニティは必ず守備表示で出す事を学んだ。

全く関係ないデッキがリンク値を伸ばすためだけにユニコーン、フェンリル、バースだけを入れているパターンも多いので初手ユニコーン、フェンリルに泡影を打つかどうかかなり悩む場面が多かった。ユニコーンに対する泡影を見送った結果ライズハートかパーピヤスが出て絶望する、ユニコーンにうららを打ったら本命が別にあって、EXのアーゼウスを抜かれるオマケを貰って絶望するまでがセット。

ドラゴンリンク

ニビルを引いて勝ち。シンクロが使えない関係でニビルに対処できるカードが無いのでこれを引いたらほぼ勝てるだろう。切り札と言えるヴァレルエンドも炎王周りの手数で大体どうにかなるのでニビルが無くても勝てたと思う。

こちらは二度目のマッチングがあったが、こちらも聖域エタニティで冷静に対処して勝利。

エクソシスター

イベントで会う事が多い相手。

ニビルry)特殊召喚に成功したら後続のマルファとリタニアも防ぐことが出来るので特に相性がいい。この間のエクシーズカップでも炎王を使っていたが、その時採用していたラヴァゴーレムで苦しめた相手。今のところ勝率100%だがその全てが炎王関係ない勝ち方しかしてないので完全に運。

自分もエクソシスターを使うので使う側の目線で考えると切り札のガルドニクスを何枚も入れるリタニア・ミカエリスで除外できるので相性そのものはそんなに悪くない筈だが。

LL鉄獣

負けた相手その1。アンサンブルロビンがかなり重い。バウンス効果にターン1制限が無く、しかも破壊効果ではないので無理矢理逆用する事も出来ない。エクシーズ素材を全部使わせるところまでは行ったがそこまでだった。

通常召喚が出来なくなる事に目を瞑れば先攻アライズハートを対処できるラヴァゴーレム、獣王アルファなんかいい気がした。

スプライト

相手にもデメリットを共用するギガンティックスプライトを許すな。

負けた相手その2。先攻を取られてがっちり展開された挙句誘発もない。後攻ターンはフラクトールとウルカニクスで頑張ったが、すべてレッドとスマッシャーズに妨害された。それは一応読んでいて起死回生の一手になると踏んで展開の最後まで孤島を温存して発動したが、相手の手札にしっかりうららがあってこちらの行動は全て止められて負け。

終わりに

羽根箒で即死したりターン1制限のない除去に弱い等課題は多いが、開始一週間以内のタイミングで自分よりも格上の相手にここまで勝てるデッキには仕上げられた。炎王内でも屈指のパワーカードである炎王神獣キリンが1枚しかなくてもここまで頑張れるのでまだ使用デッキに悩んでいる方は組んでみては如何だろうか。

そして、お前マジでイケメンだな。

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