PitLoad Euro FIghter EF-2000 Typhoon 1/144
公開日:
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最終更新日:2024/01/18
模型完成品
F-Xが決まってからもう7年近くになる。
次代F-Xの候補として濃厚だったのはF-35とこのタイフーン。
当時のF-X採用予想図として多くのプラモデラーたちが海上迷彩のキットを作っており、今でもそういった作例を見る。
我が家が取ってる新聞はアサヒ新聞でタイフーンが有力候補的に書いてた記憶があるのだけども、
(こんなこと後からならどうとでも言えるが)俺は最終的にアメリカ製のF-35になるだろうと思っていた。
今まで自衛隊のF-Xで提案された欧州機はアメリカ機の当て馬となってきたから今回もそうだろうというのが自分の予想だった。
ただ最終選考まで残るとまでは思ってなかった。今まで事実上アメリカ機からの選定だった中でかなり善戦したといえる。彼らが次こそはと思うかは別問題だろうが。
そんな感じにボロクソに言ったが、やはり格好いいものは格好いい。
一時期開発にかかわっていたフランスのラファールやグリペンなどと似たパッケージングだが、
それらと比べてかなり野心的なコンセプトで作られており、機体サイズなどにそれが表れている。
今回のキットはピットロードの1/144スケール。
ドイツ空軍第74戦闘航空団仕様。ドイツの国識別マークは格好良くて好きだ。
ナチス=十字のイメージが強すぎて割と最近まで「空軍は未だにナチズムなんだな」とか思ってたんだけど元々こういうマークだったって知ってスゲー恥ずかしい思いをした記憶がある。
ダブルデルタにカナード、双発エンジン。
ダブルデルタにカナードのパッケージングは他にもグリペン、ラファールを筆頭にミラージュやクフィール辺りもいるが、双発なのは少数派。
後ろからの外観はラファールにかなり似ている。というかまあ、一時期開発にかかわっていたから当然なのかもしれないが。
旧ドイツ空軍の代名詞Bf109と。
ドイツ軍は暗い色で作るのが伝統なのだろうか。
とか思っていたけど調べたらハイビジのグレーも結構いてそうでもなかった。
キットそのものは中々作りやすかった。以前レベルの旧金型のタイフーンを作ったがそれが部品が歪みまくって作りにくかったのとは対照的だ。
実機の特徴もしっかり押さえており、作っていてなかなか楽しいキットであった。
あえて難点を上げればインテイク回りの説明書の図が読みにくかったことくらいか。
まとめとしては、ボロクソに言ったけどやっぱり格好いいものは単純に格好いい。
俺が言いたいのはそれだけだ。
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