144TANK PLZ-05 1/144
公開日:
:
最終更新日:2024/01/18
模型完成品
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210210-300x169.jpg)
Twitter界隈で少し有名な中国のディーラーの144TANKさん。
フォローされたときに存在を知ったのだが、その前後からタイムラインにフォローしている人の完成写真が大量に流れ始めたので興味を持ったので注文してみた。
ビビったのはその価格。なんと1000円ちょっと。インジェクションキットとして考えれば若干割高ではあるが、レジンキットであることを考えたら非常に安価だ。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210222-300x169.jpg)
今回のキットは中国軍の155mm自走砲。
一昔前の日本では人民解放軍は「中国軍www」みたいな言われ方をしていたが、もはや今や昔。運用装備の国産化が進んでおり、その国産化された兵器の性能も世代相応のものとなっている為、殲撃10型などとともに人民解放軍の近代化を象徴する兵器となっている。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210241-300x169.jpg)
ザ自走砲といった外観。横から見ると特にそう思う。
塗装指示図が入っていた筈なのだが、どっか行ってしまい、写真を見ながら想像を交えながら塗装した。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210258-300x169.jpg)
後ろからのディテールもまた素晴らしい。
一番驚くのは砲塔後方のこの細かい造形を一体成形で作っている事。
別パーツになっているのは稼働する砲身、機関銃、ハッチのみで後は 一体だ。
ほぼ同じ時期に3Dプリンタの印刷物を買っているのだが、そちらが現在進行形で波打った表面を均したり溝を埋めるのにパテを盛りまくっているのに対してこちらはそういった工作を一切行っていない。
レジン製でここまで組み立てやすいのは値段以上に驚きであり、3Dプリンタ製であることを疑う出来だ。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210836-300x169.jpg)
こんな感じに部品が繋がっている。切り離しが少し面倒だった。
(写真は同ディーラー製の別商品)
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210418-300x169.jpg)
これぞザ自走砲(その2)。長い砲身を天高く構える姿は戦車とはまた違った迫力がある。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210433-300x169.jpg)
こうしてみるとやっぱり自走砲といった感じだ。
自動装填装置が取り付けられており、 この長い砲身から毎分3~4発のりゅう弾砲を打ち出すそうだ。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210446-300x169.jpg)
最近自分の写真の撮り方が下手になってきている。
いや、元からといえば元からだけども。
手前のピントが合ってて奥のピントが合ってないという事が結構あることに気付いた。
気を付けてたつもりだが、実際撮ってみるとやっぱり難しい。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210604-300x169.jpg)
殲撃20型と。この殲撃20型は元々第5世代戦闘機にしては大型であり、更にこのキットは実寸よりも少し大きいのだが、それと全長があまり変わらないところを見ると自走砲のというか、このPLZ-05の全長の長さをうかがい知れる。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_210633-300x169.jpg)
横から見るとこんな感じ。
![](http://airforce-x0.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/20190303_211406-300x169.jpg)
元々入っていた入れ物が完成品を入れるのにちょうどいい大きさとなっている。
氏のツイートを見ていると意図的にそうしている節もあり、気遣いを感じる。
キットは何度も触れている通り3Dプリンタの印刷物であることを疑う出来。
一つだけ苦言を呈するならデカールが一枚物になっていて一つ一つ切り離さなければならない事だが、元が小さいので大した苦痛にはならない。
ランナーからの部品切り離しの難しさや、海外からの直接購入しなければならないという事で敷居は決して低くはないものの、レジンキット作成の入門としては最適だ。
こちらのディーラーさんはかなりの頻度で新製品を発表しており、本国の中国、僕が住んでる日本以外にも市場があるらしく、かなり規模が大きい事をうかがわせる。
是非日本で代理店を見つけて店頭購入が可能なくらいになっていただきたいところ。
今後の発展に期待できるディーラーだ。
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