concrete5の使用感
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最終更新日:2024/01/18
CMS
最近巷で有名なconcrete5で、このサイトもブログページ以外はconcrete5で作ってある。
よく同じCMSとしてWordpressなんかと比較されるけど、Wordpressはブログであって畑はちょっと違うと思う。
「この両者が違う」って意見は比較記事と同じ位良く見かけるけど、オープンソースプラグインが配布、開発されてて、テーマの自作、拡張が可能と言うのが一緒。
そこで失礼だと理解したうえでWordpressも引き合いに出しつつconcrete5の使用した感想を述べてみたい。
使いやすい
直感的に使えるって本人らが豪語してるだけあって記事エディタはMicrosoftのWordに似たインターフェースで使いやすい。
Wordpressのインターフェースもそれにかなり近いといえば近いが、編集可能領域にHTMLを直接埋め込む事も可能で、その辺の知識があれば少ないテンプレートで色々なレイアウトが組める。
ブロックと呼ばれる塊をページ内に埋め込んでいく事でサイトを構築するので、デフォルトのテーマにブロックを埋めるだけでもそれなりのものは作れる。
感覚的にはGoliveに近い。
……古すぎてわかる人居るかな?
AdobeMuseに近いとか上司は言っていたが、さすがにそこまでじゃない。
コードも比較的直感的に書けるので、難しい事をしなければPHPの知識が無くともテンプレートが作れる。
テーマの自由度が高い
WordPressもそうだけどテンプレートのカスタムの自由度の高さがメリット。
ページ追加ごとにテンプレートの切り替えが可能。
もちろんWordpressでもできる事だけど、あちらはテンプレートの数が多くなると、振り分けに何かしらのギミックが必要で、その辺りの知識が必要。乱暴な言い方だけどHTML直書きで全ページ作る事も出来るって所。
簡単に実装出来ないがカスタム属性が使えればCSSの振り分けとか色々出来る。
もちろんWordpressでも突き詰めればLigみたいな企業ページを作る事は可能といえば可能だが、
http://liginc.co.jp/
ココまでのものを作ろうと思うとそれなりの知識が必要。
やっぱりWordpressはブログであってホームページではないのだ。
サイトマップをベースにサイトを構築できる
作りながらコンテンツを考える個人ページなら良いだろうけど、リニューアルするサイトとか最初から作るページが決まってる企業ページなら案外重要。
テンプレート作りながら、ブロックエリア(編集可能領域)にデータを入れていく事ができるので、見た目と中身を同時並行で作れる。作業者が一人の個人ページなら良いだろうが、チームで動くときはこれが大きなアドバンテージになる。
他にも色々とあるけど大まかな長所はこんなところ。
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