東京マルイ MEUピストル レビュー
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最終更新日:2024/01/18
エアガン
友人とサバゲーをやるにあたってガスガンを買った。初ガスガンはサムライエッジだったのだが、一度サバゲーフィールドに持って行った際に傷だらけになってかなり傷心した。
傷だらけになってもサマになるような銃が欲しく、それをメインアームにしたくなって別のガスガンを探すことに。
出した条件は以下の通り
・ベースモデルまたは派生形が何かしらの漫画に登場してること
・傷だらけでも絵になるルックス
・オートマチックであること
って事で候補が幾つか上がり、ガバメントとSIG P210、デザートイーグルがその候補になった。
P210はマドラックスの愛銃でガバメントに負けず劣らずの古い銃だったが、残念ながら足を運べるところに売っておらず断念。
後で知ったことだがマルシンというメーカーから唯一出ているだけで、その唯一出ているものもプレミア物でそう簡単には手に入らないようだ。
デザートイーグルはいざ目にするとあまり好みの外見でなく、かなり昔に電ブロを持っていた経験があり、折角高い金出して買うのだから目新しさが欲しく、除外。
って事で決まったのはガバメントのベースか派生モデル。名作だけあって愛用する人も多い。
思いつくだけで緋弾のアリアのアリア、バイオRVのパーカー、エルカサドのナディ、MGSのスネーク、闇のイージスのゼロ。
特にナディとゼロは気に入っているキャラだ。
ショーケースの中で見比べて最終的に絞り込まれたのが今回購入したMEUとハイキャパ系統。
MEUに決めたのはカスタム化されている姿に惚れたから。そんなこと言ったらハイキャパもそうだけど、ベースの面影がないのと、今回買えなかったP210にその姿を重ねてたのかもしれないね。
まあ、それが後あと首を絞めることになるわけだけど。(後述)
外箱は支給された、あるいは購入したという世界観を演出している。
マルイのロゴを主張しないところが世界観の演出に一役買っている。
箱を開けると説明書が入っている。本物がどうなっているかは知らないが、世界観の演出には十分。
説明書をどけると本体が入っている。
銀色のダイカストマガジンと弾薬入れの中に試射用弾丸と本体が入っている。
薄い布で発泡スチロールが見えないようになっており、世界観の演出が凝っている。
トリガーは肉抜きタイプのもの。マガジンリリースは低く切り落とされている。
シングルアクションであると言う事もあってトリガープルはかなり軽く、ストロークも短い。
グリップはラバー製で両側にメダリオンが付いている。
グリップセイフティもしっかり機能する。
サムセフティはアンビタイプになっているので左手でも操作できる。
サイトにはノバックのロゴが入っており、正式にライセンス契約して作成されたものらしい。
ハンマーはスケルトンタイプ。このガスガンで何の意味があるかは不明だが、実銃ではコッキングの精度とスピードアップの効果があるらしい。
ハーフコック状態も維持できる。
フルコック状態。この位置にあってようやく射撃が可能になる。
バレルは黒一色。ブラスト仕上げの質感は十分でパーティングラインもしっかり処理されている。
噛み合わせもタイトで剛性も十分。
工具なしでもスライドは外せる。スライド内のダイヤルでホップアップを調整する。
左は純正のダイカストマガジン。ノーマルのガバメントよりもマガジンバンパーが付いている分2発装弾数が多い。
普通のガバメントとサプライが共用なのでガバメント用の40連ロングマガジンも取り付けられる。
ロングマガジンを取り付けた状態。
迫力は十分だがマグバンパーが付いていた方が見た目は良かったと思う。
サイトは固定式で調整はできないが視認性は良く、そのままでも十分狙いやすい。
射撃した感覚はブローバックの衝撃は十分でサイトで狙った先にも素直にあたる感じ。
ホップの調整が可能ではあるが、0.2gならばそのままでも調整しなくてもまっすぐ飛んでくれる。
サバゲーに持って行った際の弾速チェックの際に計測した威力は0.6~7J前後。まあ、こんなものだろう。
欠点としてはマガジンが薄型であるためかワンマガジンギリギリの分までしかガスが入らない。よって冬場ではワンマガジン分打ちきれないこともある。
やっぱガスの容量が多いハイキャパを買った方が良かったんじゃないかと後悔したが、まあ夏場楽しむ分には問題なかろう。
冬場でも連射しなければある程度撃てるのでサイドアームと割り切って使う分には問題ないだろう。
あとは人気商品ゆえにサバゲーに持っていくと誰かと被るのが不満といえば不満か。
僕はどちらかというとガバメントみたいな実用よりもスポーツハンドガンの方が好きなのだが、
この武骨さが放つ格好よさも捨てがたいものがある。
感想
ノーマルのガバメントをここまでカスタマイズするとなると数万の本体に数万単位のパーツ代が必要なんだろうけど、
最初からこのコンバージョンキットを組み込んだ状態でこの値段はお買い得かなと思った。
サムライエッジみたいにロゴが目立つところに付いていない上にパーティングラインもきちんと処理されているので雰囲気をぶち壊すことが無い。
悪い点としてはマガジンが薄型なので容量に余裕が無い事か。サムライエッジは寒いところでもゲームのたびにガスを入れればワンマガジン分撃ち切れたので撃つ直前まで温めないとならないのが不満かなと思った。
だけどこれはコレで気に入っている。ノーマルからあらゆるところがカスタムされているので気分はガバメントを自分好みにチューニングした人の気分。海軍遠征隊に支給されるモデルだってのを忘れて自作拳銃を使っている気分になるのも良いかもしれない。
ベースモデルのガバメント自体が人気であるためかサードパーティ製のアフターパーツも多く揃っており、改造パーツが非常に充実しているのも魅力の一つ。
アウターバレルを交換してサプレッサーに対応させたりアンダーレールを取り付けてフラッシュライトを取り付けてみても面白い。
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