KSC Cz75 2ndモデルHW　レビュー

褐色娘ってなんか否定的な側だったんだけど適度に小麦色ならアリだと思うようになってきた。
エル・カザドのナディとかで比較的受け入れるようになったのかもしれない。もしかしたら。

なんで唐突に褐色娘の話をしだしたかというとサバゲーで自分の装備を東側装備で揃えたくて東側のハンドガンを調べてたんだが、ソ連のハンドガンってなんか好きじゃない。
で、東側のハンドガンを調べてたらね。東側の武器を使う褐色娘が活躍する漫画があって….

ああ。どうでも良いよね。

きっとこの記事を開いた人は俺の性癖よりKSCがリリースするCz75のレビューを見たいはずだから。
以前買ったKSCの銃が良い加減高かったんだが、褐色娘云々以前にこの銃自体のフォルムにも魅せられて頑張って貯めた。５０００円を４ヶ月間ね。

本当に頑張った。

やはりKSCは外箱だけでも格好良いね。最新型のシステム7を搭載している。
以前サバゲーに行った時に初速を測ったら0.7j前後で一般的なガスガンとほぼ同じ。
※はっきり覚えてないけど何回か使ってて0.7なんか記録したことがないので多分0.5～0.6Jの間違いかと。それから初速じゃなくて威力ですね。すみません。

箱を開けたら全くタイトじゃない発泡スチロール。ここはどうにかならなかったのかなあ。
写真では別にしてあるけど、箱から出した時はマガジンが銃に入りっぱなしになってた。それはどうかと思う。

全景。KSCの仕上げ作業が素晴らしい。艶消し具合は非常に素晴らしく、パーティングラインもなく、精製跡も残っていない。
メッキもアルミ箔を巻いたような安っぽさはなくしっかりメッキ処理してある。

インナーバレルの内側は黒く塗装してあって格好良い。
この辺りは他のエアガンで出会わない。

ホールドオープン。写真では解らないけどバレルがしっかり上を向いている。
なんていうんだっけこういうの？

サイトを覗き込んだ状態。フロントのサイトには反射防止のセレーションが付いている。
フルノーマルなので仕方ないと言えば仕方ないんだろうけど、
MEUみたいなカスタムガンばっかり使ってきたので小さいサイトになれるのには時間がかかった。

左がファイアリング、右がセーフティポジション。
レバー自体は軽くて片手で操作出来る。
ただ、実銃がそういうものだから文句は言わないけどコッキングしないと安全装置は操作できず、
ハンマーが下がっててもダブルアクションで撃てるから安全装置としての体を成してない気がするんだがいいのかコレで。

マガジンは大容量でガスがたっぷり入る。装弾数は23+1。
マガジンキャッチは片手で操作でき、マガジンは自重で落下する。

メーカーロゴはマガジンハウス内に刻印されており、目立たないように工夫されている。

CZのロゴが格好いい。
どうやらこのグリップ部分に重りが入っているようで、重量感がある。
ただ、ややリアヘビーな感じがあり、前後のバランスが欲しかったところ。

フィールドストッピング。
KSCらしく実銃に似せた構造になっているらしく、一度バラすと戻すのが大変。

ガバメントとの比較。ダブルカラムで横幅は大きいが、実銃が握りやすく作ってあるだけあって下手なシングルカラムよりも握りやすい。

愛銃が欲しくて探し求めた東側銃。
値段はマルイのエアガンの2倍近くとかなりのものだったが、
模型としての体を保とうとする造形や重みなどは感嘆の一言。
ブローバックの衝撃もそれなりにあるので雰囲気も十分。

サバゲーユースとして考えると射程距離や初速などでどうしてもマルイのハンドガンに劣る感はある。
値段もそちらのほぼ2倍になるので経済的な商品とは言い難いが、模型としての精密さを追求する社風柄かなり格好良く、かつ丁寧に作られているので外観目当てで買うのも悪くない。
性能面でも流石に規格外のマルイに劣るが十分以上の性能はしっかり備えているし、目の前で放物線を描く事はない。
そもそもガスのハンドガンはサイドアームなのでそこまで性能面は気にならない。
これから夏場でサバゲーのシーズンになってくるが、お勧めしたい一丁だ。