東京マルイ　M92F　レビュー

姉が来週の土曜日誕生日なのだが、最近会社の上司に付き合ってサバゲをやるとの事だった。
小さい銃なら何でもいいと言う事で電動Boysか固定スライドのガスガンを考えたが、変な顔されないような銃を考えて電動かガスブロのマシンピストルを候補に挙げたが、
やはり「にわか」であり、特別好きな銃が無い人にそこまで大金をかけてあげようとは思えなかった。
何よりも変に高い金出して気を使われるのも嫌だし。今までそう言う事があったから変に高い物を買う事に気が引けるところもあった。

って言う事で固定スライドを買いに行ったが、マルイの中古のガスブロがあった。
なるほど、ブローバックなら固定スライドよりも撃つ楽しみがあるから初めての実戦用ならこれしかないよな。
しかも値段は据え置きときたもんだ。
デザートイーグルと僕も使っているMEU、ハイキャパ、ベレッタ、ナイトホークの5種類。

（但しMEUはカスタムされていて原価より高かった。）

ナイトホークとベレッタで悩んだが、ナイトホークはマルイ以外の中古品と言う事であまり信頼できなかった。
（って言うか俺が使いたくて後から羨ましくなるのが嫌だった）

ってことでベレッタM92F。お値段6000円。

外箱はホールドロックした状態。背景は何だろ。犯罪の起こりそうなダウンタウンでも表現しているのだろうか。

箱を開けたらこんな感じ。試射用弾丸入れがサムライエッジよりもリッチな見た目。

テイクダウンレバーがあるので、ガバメントのようにスライドを外すのに小道具が要らない。

ホールドロックした状態。スライドにでかでかと書かれた「TOKYO MARUI」「MADE IN JAPAN」の刻印はテンション下がる事請け合い。

セイフティはアンビタイプなので左手でも操作できる。
マウントは視認性自体は広いが、MEUとかサムライエッジとかのカスタムガンの狙いやすさに慣れているので純正のマウントでは少々狙い辛い。

マガジンはダイカスト製。ガスが入れやすく、容量も多いので初心者にはうってつけ。って言うのも自分もサムライエッジの大容量マガジンで育てられたから。
右はロングマガジン。

ロングマガジンを装着した状態。このゴツさが何とも言えない格好よさを生む。
何よりグリップと形を合わせてあるのでオプションパーツとはとても思えない。

サムライエッジとの比較。改めて見るとシルバーバレルがなかなか違う銃の様な印象を与えてくれる。

スライドを交換してみた。M92にサムライエッジのスライドを装着してみる。
元が同じなだけあってただグリップを変えたサムライエッジにしか見えない。

サムライエッジにノーマルのスライドを乗っけてみる。
黒一色にアクセントの木目調グリップとメダリオンがポリスピストルってフィーリングを与えてくれる。結構面白い。

そうそう。このM92。なんと、ダブルアクションでの射撃が出来ません。
いや、もちろんマルイのM9はダブルアクションで撃てるんだけど、今回買った奴はバルブを叩くところが何かに引っかかっているみたいで、
ハンマーを降ろさないとバルブをぶっ叩くことが出来ず、シングルアクションでしか撃てない。
勢いよくマガジンを入れるとその引っかかってる奴が元に戻るのでその一回だけはダブルアクションで撃てる。

って言っても、初弾はスライドを引いて装填して、そのあとはシングルアクションだけで撃つ事になるから普通に撃つ分には問題ない。ちゃんとセミオートで撃てる。って言ってもダブルアクションはマガジンを入れて最初だけだから、実銃とのギャップがあって面白くないって言うのは間違いないだろうけど。

まあ、最初こういう妥協した奴で頑張って、本格的に興味が湧いたら自分で新品のちゃんとした奴を買って貰うのが良いのかもしれない。
ただ、ノーマルマガジン2個（26発*2）とロングマガジン（32発）を連続で撃っても問題なく動作したので、こんな状態になってもまだまだ現役で活躍できるのは流石にマルイと言ったところ。
精度も言う程落ちてないので問題なく実戦でも使っていけるだろう。

でもまあこれだけは言える。

何でも安かろう悪かろうだってことだよね。