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千値練 ネロ レビュー

公開日: : 最終更新日:2024/01/18 分類してもしょうがないもん

Devil May Cryシリーズはナンバリングと名倉DmCもすべてクリアしているが、最高難易度DMDに関してはこの間まで2だけをクリアしていたという状態だった。
この間からやりこみを始めて1のDMDをクリアし、最新作5のDMDもプレイヤーバージルでクリアしてから本編もクリアに成功した。
これで残すは3、4、名倉DmCのみだが、3に関しては一個下の難易度ですらクソ苦労した記憶しかないのでこのあたりが俺の限界な気がしてならない。

今回はそのDMCシリーズの新主人公、千値練から出ていたネロのフィギュアの紹介。

サイドパース。襟が高すぎる気もしないでもないが、全体的な出来は悪くない。

後方パース。得物を背負う仕組みはダンテと同じで剣を差し込む凸ジョイントが存在する。

なお、高ランクの挑発でも見れるフード被り状態も、フードに針金が差し込んであるため可能ではあるが、フードが大きすぎてかなり不自然に見える。

付属として当然のごとくネロの得物、機械剣レッドクイーンと連装銃ブルーローズが付属。
このレッドクイーンが欲しくて買ったようなものだった。
一番下のパイソンは比較用。正確なスケールで作られているかは不明だが、やはり巨大。

なお、レッドクイーンはリベリオンと異なり、背負うためのダボ穴が最初から開いている。
差し替えでダボ穴がない仕様にはできない。

ネロの剣利き手の都合で剣を振るうポーズをとると必然的にダボ穴がネロ側に来るのでどうしても目立ってしまう。
リベリオンと異なり、立体的かつ細い造形なので差し替え部品を用意するのは難しかったのだろう。

交換用表情として笑い顔。シリアルキラーか何かにしか見えなかったダンテの笑い顔に比べると雰囲気は出ている。
なお、表情、顔ともに同じメーカーのダンテのものと互換性はない。

レッドクイーン構え。
ダンテと違い、剣は常に片手で振るう。4の時も含めて右腕が自由に使えないことが多いためだろう。
4~5の間に一度故障しており、ニコが手を加えたのが5のモデルで、4と微妙に形状が異なる。

多彩な得物を使いこなすダンテとは対照的に、このレッドクイーンとブルーローズだけを扱う。
武器・スタイルチェンジといった要素を無くして初心者向けという立ち位置のキャラなのだが、レッドクイーンの攻撃はEX・MAXアクト(攻撃後の特定のタイミングでLTボタンを押すと出せる技。MAXアクトはその特定のタイミングが1F=1/60秒しかない)が出せないと高難易度では火力不足が深刻化する。
そのためのデビルブレイカーなのだろうが、使い捨てなうえに種類が多く、バスターアームのように敵によって得意不得意が極端に分かれるものもある分、ある意味使いこなすという意味ではダンテ以上に難しいキャラになっている感がある。
4で初登場した時にEXアクトがあった時点で既にその兆候はあったが。

ブルーローズ構え。大きく作られているため、構えると迫力が出る。
4ではリロードしているシーンがあったため、エボニー&アイボリーと違って世界観的には弾切れの概念があるのかなと思っていたのだが、5のOPシーンで6発以上リロードを挟まずに連射していたのでやっぱり弾切れの概念はないようだ。

ブルーローズ用の銃の持ち手でレッドクイーンを持たせることはできない。
劇中ではこのようにブレーキレバーに指をかけた状態で持つことも多い為、そのための工夫がほしかったところ。まあ、剣をふるう時まで掛けてないだろうから別に良いんだろうけど。

「ハグ出来なくて悪いな。」
右手はデビルブレイカー用の凸モールドがあり、これにデビルブレイカーを差し込む仕組み。
差し替えの感覚はかなり固いので破損が不安になるが、まあ大丈夫だろう。

Overture!

最も基本となるデビルブレイカー、オーバーチュア。
ネロが最初に手にするデビルブレイカーであり、最も基本的な性能を持つためかフィギュア的には優遇されており、手を開いた状態のパーツと握りこぶし状態のパーツが差し替えで付属。

腰に下げる予備のデビルブレイカーもすべてオーバーチュア。
ただ、稼働の邪魔になるのはともかく、接続部の保持能力が低くポロポロ取れるのが不満。

ブレイクアウェイ

一度クリアするとあまり使うことが無くなるデビルブレイカー入れ替え。

Gerbera!

機動性を向上させるデビルブレイカー、ガーベラ。ブレイクエイジでレーザーを放つ。
手首が上下にスイングするギミックはあるものの、差し替えパーツはないため、握り拳状態にはできない。

Punch Line!

ロケットパンチを放つデビルブレイカー、パンチライン。
ブレイクエイジでアッパーを放つボス攻略で重宝するヤツ。
初めから展開状態になっており、腕に収まっている状態の再現はない。また、ガーベラ同様手首の差し替えもない。

なのでジェットガジェットアクション用と割り切って遊ぶのが正解なように感じる。
これと上に乗るネロを支える台座を探すには難儀しそうだが。

Helter Skelter!

掘削用のデビルブレイカー、ヘルタースケルター。
こちらは手首の稼働すらない。ただ、デビルブレイカー装着用の土台の造形の都合で360度回転するのでそれがある意味ギミックといえるか。これに限った話ではないが。

デビルブレイカーはこれですべてだが、デラックス版というラインナップではこれに加えてラグタイム、バスターアーム、トムボーイ、ローハイドが付属していたようだ。
元々多彩な武器を使いこなすキャラじゃないので仕方ないだろうが、魔剣スパーダなりが付属していたダンテのデラックス版より貧相なラインナップに感じてしまうのは俺だけだろうか。

先述の通りオーバーチュアだけは部品差し替えで手のひらが開いている状態と握っている状態が付属。
現在装備中のデビルブレイカーに関係なくオーバーチュアを装備しているムービーが多いゆえか。

もう一つの交換用表情は怒り顔。
今作ではただ座ってるだけの悪魔に一蹴され、憧れの人物に足手まといとか言われた挙句、
元々いないものと考えていた父親が出てくると、踏んだり蹴ったりな出来事だったのでこういう感情をむき出しにするシーンが多い。
ネロの明日はどっちだ。

恒例のfigmaとの比較。1/12スケールだがやはりfigmaサイズより頭一つ程度大きい。

レッドクイーンのダボ穴や再現度の低いコートなど不満は無くはないが、全体的な完成度はダンテと同等程度で値段相応程度の価値はある。
ダンテもそうだが、これよりももう少しクオリティを落として手に取りやすい値段のラインナップがどこかから出てもいいと思うのだが、国内ではDMCの可動フィギュアは15年も前に発売したリボルテックダンテで最後なのでメーカー側からすればあまり魅力的なラインナップでないのだろう。残念。
自分にできることは商品を買うことと祈ることだけだ。

ところでバージルの発売はまだですかね?

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